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スマートブイがプレスリリースされました

 多目的最適化技術を活用し設計された発電タービンと京セラのIoT関連技術を融合させたスマートブイが京セラ長崎Innovation Labにてプレスリリースされました。 現在、海洋ゴミなどの海洋汚染や海水温上昇などの気象変動が社会問題となっており、海の状況を知ること、すなわち「海の見える化」が、持続可能な社会の実現に向けた大きな課題となっています。 しかし、海上で継続したデータ収集を行うには、安定した電源供給が障壁となっていました。このような背景のもと、長崎大学と京セラは、長崎大学の保有する潮流発電技術と京セラのIoT関連技術を融合し、海洋データ収集に必要な電力を、ブイに搭載した潮流発電システムで賄う「エナジーハーベスト型スマートブイ」の開発に取り組み、試作機による実海域試験に成功しました。両者は今後も「エナジーハーベスト型スマートブイ」の研究を通じて、漁業、養殖業、海洋調査など、さまざまなシーンでの「海の見える化」に貢献してまいります。

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