
Research
研究内容

体積力法は,1967年に西谷によって開発された境界型の応力解析手法である. 特に,き裂問題に対して高い解析精度を有している.
現在は,3次元き裂混合モード解析や3次元の汎用化プログラムの作成を目指した研究を実施している.
メッシュフリー体積力法は移動最小二乗法の概念を
未知の関数に用いることで開発された境界型のメッシュフリー解法である.
- 境界に配置した節点のみで解析可能
- 任意形状に対する適用が容易
- 連続的に未知関数を内装可能
レーザ加熱によって誘起される熱応力を用いたぜい性材料の加工法は,半導体ウェハの加工等で産業利用されています.
しかし,熱応力は材料の物性値に依存するため,材料による熱応力場の違いを理解することが重要です.
本研究室では,数値解析や実験を通じて,熱応力を用いたき裂進展制御に関する研究を行っています.